カルム農園

生産者

カルム農園

農業 #おけさ柿 #スパイス #ミニ柿 #佐渡大豆 #唐辛子 #枝豆

農業に携わるために佐渡に“孫ターン”。
羽茂で名産のおけさ柿やミニ柿、枝豆などの大豆、そしてカルム農園の代名詞「スパイス」の原料となる唐辛子や山椒などを栽培しています。
極力無農薬で丁寧な作物づくりを行う注目の農業者です。

カルム農園のご紹介

南佐渡の羽茂、真野湾を見下ろす高台にあるカルム農園。緑色の段々畑の先に青空と日本海が広がります。   

「ここから見る景色は、疲れた体を癒してくれますね。」と、カルム農園を運営する梶原由恵さん。
炎天下黙々と作業を行う合間、かがんでいた体を時折起こして伸びをするように周囲を見渡します。
約30アールの農園をひとりで切り盛り、春から晩秋にかけて約20種の農作物を手掛けています。

羽茂名産のおけさ柿やミニ柿をはじめ、枝豆や人参など多種多様な品目。
佐渡大豆などの希少な品目や、カルム農園の代名詞でもあるスパイスに使用する唐辛子(カイエンペッパー)やゴマ、山椒なども栽培しています。
作業内容が細かく書かれた自作の年間スケジュール表をもとに、早朝から夕方まで園地や畑と飛び回る日々を過ごしています。

カルム農園のこだわり

カルム農園は、極力無農薬で栽培、丁寧な作物づくりを心掛けています。
そこには梶原さんが農業の道に進むことになった「強い思い」があります。

農業とは全く縁のない生活を送っていた梶原さんが農業の道に進むことになったのは10年前。都市圏で会社勤めをしていたころ、残業続きの多忙な日々で体調を崩し、健康や生活を見直す過程で食の大切さを実感。農業の道を志すことを決意しました。
安心安全な作物を作るために環境のよいところで農業をしたいと、8年前にお父さんの故郷である佐渡に”孫ターン”。
現在は、農業の先輩たちにアドバイスを受けながら、試行錯誤を重ね、日々畑に向き合っています。

カルム農園の野菜、果物たち

   

ミニ柿

皮をむかずにそのまま食べられるミニ柿。可愛らしいですね。
ミニ柿はおけさ柿より早く、9月中旬頃から収穫時期を迎えます。
色づきが早いため、実がまだ青いうちに出荷します。黄色味がさした辺りから食べられます。
黄色いうちはサクサクした風味、柿色に熟すと柿特有のトロっとした食感を楽しめます。熟すのも早いので冷蔵保存をおすすめします。

見た目にも可愛らしく、秋を感じる食材として八寸やオードブルのアクセントに重宝しそう。
カルム農園では、急速冷凍したミニ柿を販売予定。ミニ柿をアイス感覚で楽しめますね。

カルム農園のこれから

カルム農園の収穫量はそれほど多くなく、加えて作物の品質の良さから、島内の飲食店からの引き合いため、市場にはなかなか出回りません。
今後は加工品の生産にも力を入れていくことから、現在農園近くに直売所を建設しています。オープンは2023年秋頃を予定。農産品をはじめ、人気のスパイスなどの加工品も販売します。

また自身が農業を志すきっかけになった食への思いを、より多くの人に伝えていくために、カルム農園での農業体験やワークショップも積極的に行っていきたいと考えています。
まずは農閑期の冬に「オリジナル七味唐辛子作り」のワークショップを企画中です。
世界に1つだけの、自分好みな七味唐辛子が作れます。開催日が決まり次第、こちらのサイトでもお知らせします。

ギャラリー

詳細情報・アクセス

・詳細情報

生産者名
カルム農園
TEL
090-2280-5825
栽培品種
  • 枝豆
  • 唐辛子